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「かなり、前向けてると思いますよ」渋野日向子が全米女子へ口にした“楽しみ”

◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 事前(29日)◇ランカスターCC(ペンシルベニア州)◇6583yd(パー70)

優勝争いを演じた2020年から翌年以降は3大会連続で予選落ち。渋野日向子にとって、過去3年の「全米女子オープン」はコース以上に自分のゴルフと向き合う時期に重なっていた印象がある。

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開幕から、ままならないシーズンを送ってきたが、ここに来て気持ちの変化を感じさせる。「うん、かなり前向けてると思いますよ。楽しみ。まだ不安はいっぱいありますけど、楽しみな気持ちは増えているから」。慎重に言葉を選びながら、口にしたポジティブな要素。今季、試合を前にして聞ける機会はほとんどなかったことだ。

裏付けとなっているものはある。今週、メジャー直前の練習場にしては珍しくクラブ調整に余念がない。ヘッドの微調整に、シャフトとの組み合わせ。「自分にとって、より良いモノがあると思ったから、ちょこちょこ変えている。もっと振りやすいというか、打ちたいドローが打てるようなものがあるんじゃないかと思って、いろいろ試してはいた」。手に残る感触、描く弾道、ウソをつかない弾道計測器の数字に納得できる場面が増えてきた。

「それ(イメージ)に近い球は打てていると思うので、まだまだベストなわけではないですけど、現状は、前よりはマシだと思っている」。さらに精度を上げ、しっかりコースで表現できるようにしていく過程を進めていると感じている。

控えめに、それでも確かに前を向いて対峙するランカスターCCは「今年イチ難しいコースで、やりがいもある」。特に警戒を強めるのは、アンジュレーションが厄介なグリーン。奥に外せば、左下がりのライでピンに向かって下り傾斜が残るシチュエーションが目立つ。「下り傾斜がかなりすごすぎるので。『奥にはなるべく外さない!』みたいな“覚悟”はありますよね。手前ピンだったら、(グリーン)真ん中でも仕方ないという気ではいたい」と腹をくくる。

「やっぱり、米国で一番大きな大会。気持ちは、気持ち的には上を目指して」。タフな戦いを前に自らを奮い立たせた。(ペンシルベニア州ランカスター/亀山泰宏)

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