古江彩佳が世界1位コルダらと同組/米女子予選組み合わせ
2024年 みずほアメリカズ・オープン
期間:05/16〜05/19 場所:リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)
リシャッフル「気にしてしまう」けど…渋野日向子はプレーに集中 ワンオン挑戦も
◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 事前(15日)◇リバティーナショナルGC (ニュージャージー州)◇6677yd(パー72)
今大会の終了後に、成績に準じて出場優先順位を組み替えるリシャッフルが行われる。2週後に控える「全米女子オープン」(ペンシルベニア州ランカスターCC)前の最後の一戦でもある。渋野日向子は「予選通過したいし、ポイントも稼ぎたい。上位で戦いたい気持ちはあるけど、一打一打しっかり集中して頑張りたい」と落ち着いた様子で答えた。
<< 下に続く >>
開幕前日は上下黒のレインウェアを着用してプロアマ戦をプレー。フェアウェイにところどころ水たまりができていたが、「意外と転がった。グリーンは思っていたより晴れの時と変わらなかった」と初日のプレーにも影響はなさそう。
この日は曇り空だったが、晴れれば自由の女神像やマンハッタンの高層ビルが望める。「インコースからすごく景色が良いところがあって『おお』とは思った。なかなか見られる景色ではないから試合中、見る余裕を持てれば」。自らにプレッシャーをかける状況には追い込まれたくない。
ティイングエリア前方からだと261ydしかない16番のパー4では、ドライバーでワンオンを狙う可能性を示唆した。グリーン右サイドには池があるためリスクもあるが、「狙いたいなと思ったので、きのう(火曜)は練習しました。楽しいですよね」と果敢に挑戦。コースコンディションや展開次第で、本戦もアグレッシブな姿勢で臨むつもりだ。
前週は今季5度目の予選落ちを喫した。それでも、前向きな気持ちはここ数試合と変わらない。「先週の1日目も『(振り切ることが)できていた』と思うので、今週はもうちょっと振れるように頑張りたい。リズムよく振れれば」と少しずつ自信を深めつつ、この日も課題を繰り返した。
気にしないようにしていても、来季シードを左右する年間ポイントランキングのことが頭をよぎる。リシャッフルに向けて、133位からできる限りの浮上を狙いたいところだが、「そこはすごい気にしてしまうけど、まずはショットだったり自分のやるべきことに集中して頑張りたい」と雑念を振り払い、初めてのコースに臨む。(ニュージャージー州ジャージーシティ/石井操)