渋野日向子と勝みなみが同組 吉田優利は日本時間9日午後10時5分から/予選組み合わせ
2024年 コグニザント ファウンダーズカップ
期間:05/09〜05/12 場所:アッパーモントクレアCC(ニュージャージー州)
勝みなみは「1日36ホール」回避狙う 全米女子オープン出場へ勝負所
◇米国女子◇コグニザント ファウンダーズカップ 事前(7日)◇アッパーモントクレアCC (ニュージャージー州)◇6536yd(パー72)
勝みなみの1日36ホールにわたる「全米女子オープン」予選会回避の戦いは、まだ続いている。前週に出場した国内メジャー「サロンパスカップ」は21位で終え、7日付の世界ランキングは大会前と同じ76位だった。メジャー出場資格のひとつ「5月27日時点の75位以内」に入る見通しが立たなければ、覚悟を決めるつもりだ。
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今大会は昨年に続く出場で、「去年よりもグリーンが大きく見える」。もちろん、実際にグリーンが大きくなったわけではない。「去年より調子が良いからかも。フェアウェイは狭いままだけど、ティショットが先週もきょうも良かった」。1年前に69位だったポイントレースも、今季はすでにトップ10を2回マークして48位で大会を迎えた。
コース攻略へまずは「ティショットをフェアウェイに置く」ことが一番のポイントだという。両サイドに生える木々でもったいなく1打を失いたくない。「アプローチも結構大変。色んなクラブを使って対応したい」と場所によって、芝での浮き沈みの差が大きいグリーン周りに警戒心を高めた。
「サロンパスカップ」前に1週間の休息を挟んだものの、今回米国に到着したのは月曜日(6日)。さらに、渡米前日の夜はたにひろえ、堀琴音、小祝さくらの4人で「小祝さくらの優勝祝い」(勝)で集まった。ガールズトークに花を咲かせ、深夜3時半まで続いたという。「さすがにみんな『やめよう』ってなって。(小祝)さくらちゃんとカラオケに行きたいねって言っていたこともあって、最後はカラオケにいたんだけど歌ったのは2曲だけ。あとはもうしゃべって、聞いて」と睡眠を犠牲にしてリフレッシュした。
今週を上位で切り抜けても、次戦「みずほアメリカズ・オープン」で予選落ちにすれば「全米」に出場できない可能性が生まれる。“確定”させるには、トップ10近い成績が必要になってくるとにらんでいる。「優勝が一番いいけど、優勝できなくても1つでも順位を上げていけたら。もう優勝する勢いで頑張りたい」。勝負の1週間が始まる。(ニュージャージー州クリフトン/石井操)