ホステスプロとして2年連続のスポット参戦

◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 事前（21日）◇サイアムCC オールドコース（タイ）◇ 6576 yd（パー72）

岩井明愛と千怜のツインズが昨季国内ツアーを席巻した勢いのまま、今季はワールドワイドな活躍を狙う。

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前週はサウジアラビア開催の欧州女子ツアーに出場し、所属先が冠スポンサーを務める今週の米ツアーは2年連続の参戦。明愛が「やっぱり、（米ツアーは）いずれ挑戦したい舞台。強い選手ばかりですけど、その中に混じって戦えることがうれしい」と気持ちを高ぶらせ、千怜も「海外で戦いたいっていう気持ちは（出るたびに）強くなっている」とうなずいた。

前年60位。「海外で戦いたい気持ちも強くなっている」

昨季は国内ツアー年間ポイントレースで3位と6位。ツアー史上初の双子姉妹プレーオフや最終日最終組も経験した。トップ選手の仲間入りを果たしても、千怜は「ずっとチャレンジャーだよね」と2人のスタンスを代弁。「日本では攻めて、攻めて、攻めまくるっていう気持ちを大切にしている。海外でもそういうプレーを見てほしい」と話す通り、練習ラウンド18番（パー5）では“直ドラ”にもトライしたという。

前年38位。「米ツアーはいずれ挑戦したい舞台」

昨年大会は明愛が38位、千怜が60位だった。「2人そろって上位で戦いたい」思いは、この試合にとどまらない。「今年もやっぱり海外メジャーに出たい。（世界ランキングの）ポイントも必要になってくる。岩井明愛らしいプレーをして、世界中の皆さんを笑顔にできるように頑張ります」。壮大な目標を掲げた姉に対し、妹も「たくさんチャレンジして元気を届けられるように。優勝目指して頑張ります」と意気込んだ。（タイ・チョンブリ／亀山泰宏）