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2023年 BMW女子選手権
期間:10/19〜10/22 場所:ソウォンヒルズ

渋野日向子「ミスが多かったけど」 “67”の自己評価

◇米国女子◇BMW女子選手権 初日(19日)◇ソウォンヒルズ at ソウォンバレーCC (韓国)◇6647yd(パー72)

6バーディ、1ボギー「67」で11位につけたが、渋野日向子の自己評価はそこまで高くない。「このスコアで回れたのは、自分の中では大きい」と言葉にするまで、「うーん…」とプレーを振り返って数秒間考え込んだ。

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前週の「ビュイックLPGA上海」は週末2日間をともに「68」で回ったが、「まだショットがあまり良くない」と自信が持てないまま。この日はスタート10番から3オン2パットのボギー発進としたが、「攻めの気持ちは忘れないように」と上を目指した。

「ダフりのミスが多かったけど、グリーンが大きい分、乗ってくれた」とショットに苦戦し、パッティングでしのぐホールが続く。11番(パー5)、13番と10yd前後のバーディパットをジャストタッチで寄せてパーセーブ。「パッティングが打ちきれているので、そこでなんとか耐えて」とロングパットを残しながらもパーを重ね、15番(パー5)のパッティングで流れを変えた。

下りの5mをしっかり打ち切り15番でバーディを奪うと、16番(パー3)はピンに絡めるショットを見せ、17番まで3連続でスコアを伸ばした。後半も8番(パー5)で7mを沈め、最終ホールは2mに乗せてバーディフィニッシュ。前週3日目からの流れを切らさず、アンダーパーで初日を終えた。

「上に行くには、毎日スコアを出さないと」。首位のアシュリー・ブハイ(南アフリカ)が10アンダーとビッグスコアが出るコース。「ミスショットがバーディチャンスになったのも何個かあった。ショット力は、やっぱりもっと良くしていきたい」と話した。

年間ポイントレースは80位で、来季フルシードの獲得ライン上にいる状況。「しっかり、頑張ります」と納得がいくプレーを目指して切り替えた。(韓国坡州市/谷口愛純)

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