アジアシリーズ初戦を41位で終えた渋野日向子（Zhe Ji/Getty Images）

◇米国女子◇ビュイックLPGA上海 最終日（15日）◇旗忠GC (中国)◇6691yd（パー72）

51位からの浮上を目指して出た渋野日向子は7バーディ、3ボギー「68」で回り、通算4アンダー41位で中国での一戦を終えた。

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最終日は“裏街道”の10番からスタート。3mを沈めてバーディ発進と上々の滑り出しを見せたが、続く11番（パー3）のティショットでグリーンを捉えられず、カラーから3パットでボギーとした。

13番（パー5）、14番で連続バーディを奪った後も、15番で3パットのボギー。16番（パー3）のバーディ、そして18番のボギーと、前半は出入りの激しいプレーが続いた。

一転して、後半は6番までに3つスコアを伸ばし、ティショットを大きく右に曲げた8番ではチップインパーを見せるなど、ボギーなしの3バーディで回った。

中継局WOWOWのインタビューで渋野は「騒がしい一日だったけど、アンダーで回れて良かった。集中してできたのが良かった」と淡々と振り返った。

来季のシードが与えられるのは年間ポイントランキング80位まで。予選落ちがない全4試合のアジアシリーズ初戦をランク79位と“ボーダーライン上”で迎えただけに、予選ラウンドの「75」「73」が悔やまれる。今週を終えて80位に下がる見込みで、「出遅れた分、もったいないと思う部分が多かった」と反省を口にした。

次週は舞台を韓国に移し、昨年19位に入った「BMW女子選手権」（19日開幕／ソウォンヒルズ at ソウォンバレーCC）に臨む。「また来週に向けて頑張りたい。しっかり体調を整えて、4日間いいプレーができるようにしたい」と意気込んだ。