体調は万全。臨機応変にプレーする

◇米国女子◇クローガー・クイーンシティ選手権 事前(6日)◇ケンウッドCC(オハイオ州)◇6515yd（パー72）

同じ1998年度生まれ、勝みなみとの予選同組プレーに渋野日向子は満面の笑みをつくった。「『頑張ろうね』って。一生懸命頑張りますよ。アゲアゲで」。2人は昨年、日本開催の「TOTOジャパンクラシック」初日に一緒に回ったが、米国本土では初めてになる。

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前週も予選通過をして週末まで戦った

5日(火曜)に18ホールを回ってコースチェックした。グリーンはエリアによって硬さに差がある。「めちゃくちゃ戻ってくるところもあれば、すごく転がって行っちゃうところもある」とショットの縦距離に気を配る。アゲンストにフォロー、風向きも時間帯によって方向が違い、「ティショットのクラブ選択も難しいのでそこは臨機応変に出来たら」と話した。

勝みなみとの同組プレーはテンション高めで

秋のアジアシリーズのフィールドが、今大会終了時点のCMEグローブポイントランキングで決まる。米ツアーメンバーの出場枠は「ビュイックLPGA上海」(中国)が上位62人、「BMW女子選手権」(韓国)と「メイバンク選手権」(マレーシア)がそれぞれ上位68人で、日本開催の「TOTOジャパンクラシック」が最も少ない上位43人になる。

ショットの調子は「ボチボチ」とか

ランキング上位選手が各大会で欠場すれば出場権は繰り下がるが、日本の試合に「自力で出場」を目指す渋野のランクは現在72位(300.213pt)。43位にいるギャビー・ロペス(メキシコ)の524.183ptに追いつくには今大会の単独3位以上が求められる。

「しっかり4日間戦って。上位で戦えるようにしたい」と意気込んだ。(オハイオ州シンシナティ／石井操)