環境活動家がグリーンに乱入した（ Andrew Redington Getty Images）

◇海外女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン（全英女子） 最終日（13日）◇ウォルトンヒースGC (イングランド)◇6881yd（パー72）

最終組のリリア・ヴとチャーリー・ハル（イングランド）が17番グリーン（パー3）でプレーする直前、環境活動家のグループがカラフルな煙を出す発煙筒を掲げて侵入した。

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英メディアによると、侵入したのは「Just Stop Oil」を訴えるグループのメンバーで、5人が逮捕された。

大会を制してメジャー2勝目を挙げたヴはホールアウト後の記者会見で「少し戸惑ったが、すぐに対処がなされ、私は18番に向かった」と明かした。

その時点で5打のリードがあり勝利が確実な状況だったため「祝福されていると思ったか？」との質問に「いえ、なぜ彼らがグリーンにいるのか分からなかった。（活動家の）女性に（パットの）ラインを踏んでほしくないと思っていた」と話した。

ハルは英デイリーテレグラフの取材に「なんて馬鹿な連中なの！」と憤慨した。自身が喘息の持病があるとし「吸入器を持っていなかったし、煙は本当に濃かった。怖くはなかったけど、馬鹿な奴らだと思った。誰かが彼らは石油に抗議していると言っていたけど、どうやってきょうここに来たの？どうせ車で来たんでしょ」と怒りが収まらない様子だった。

このグループは男子の今季メジャー最終戦「全英オープン」やテニスの4大大会「ウィンブルドン選手権」でも同様のパフォーマンスを行って逮捕されていた。