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タイガー・ウッズと重なるルーツ 19歳アマが全米女子OPで飛距離1位

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 3日目(8日)◇ペブルビーチGL (カリフォルニア州)◇6509yd(パー72)

開幕前の5日(水)、トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」の米国法人「レクサス USA」が「全米女子オープン」に出場する2人のゴルファーとのブランドアンバサダーとしてのスポンサー契約を発表した。一人は日本の渋野日向子、もう一人はアマチュアのアマリ・アベリー(南カリフォルニア大)だった。

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予選会を経て2年ぶり2度目の大舞台に乗り込んできた19歳は、初日に2アンダー「70」の好スコアをマーク。この大会では初、4月のメジャー「シェブロン選手権」(45位)に続いて決勝ラウンドに進むと、3日目は笹生優花と2サムで回った。

3日間のドライビングディスタンス273.1ydで堂々の1位に立つ飛距離は、実際に笹生をアウトドライブする場面も。2番(パー5)では笹生がイーグルを決めた直後、5m弱を入れ返してイーグルを奪った。6番(パー5)までに4つ伸ばした序盤から一転、中盤以降に崩れてこの日「78」。粗削りな部分をのぞかせて通算9オーバー57位に後退しながら、地元カリフォルニアのギャラリーを盛り上げた。

世界アマチュアランキング10位でもひときわ注目を集めるのは、そのルーツがタイガー・ウッズと重なることも大きい。アフリカ系アメリカ人とタイ出身の両親の間に生まれたレジェンドのように、アベリーもアフリカ系アメリカ人の父とフィリピン人の母を持つ。そして、誕生日は同じ12月30日。4歳でクラブを握り、6歳になる頃にはジュニア大会でも好成績を収めるように。父・アンドレさんが娘に「Tigress」というニックネームをつけたのも、ちょうどそのタイミングだったという。

ナイキ、テーラーメイドとの契約も共通点。ペブルビーチへの出場を決めたときには「タイガー・ウッズが何度も優勝している会場でプレーできるなんて信じられない。ジェットコースターのような日々だったけど、私は夢のような現実を生きている」と喜びをにじませていた。6月「みずほ アメリカオープン」で72年ぶりとなるプロデビュー戦Vを飾ったローズ・チャンに続くスター候補生として階段を上っていく。(カリフォルニア州ペブルビーチ/亀山泰宏)

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