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2023年 みずほアメリカズ・オープン
期間:06/01〜06/04 場所:リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)

畑岡奈紗が松山英樹からもらった“深イイ”アドバイス

◇米国女子◇みずほ アメリカオープン 事前情報(31日)◇リバティーナショナルGC (ニュージャージー州)◇6656yd(パー72)

畑岡奈紗は前週末、同じフロリダ州オーランドに住む松山英樹の自宅を訪問した。2週間のオフの締めくくり。今週のPGAツアー「ザ・メモリアルトーナメント」を一緒に控えた比嘉一貴との輪に加わり、3人はゴルフ場のドライビングレンジに並んでボールを打ち込んだ。

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世界ランキングで長らく、日本の男女のトップに座る2人が会ったのは今年初めて。昨年から同じ黒宮幹仁コーチに師事する間柄になっても、畑岡にとって松山は「いろいろ聞きたいことはあるんですけど、いざ本人を目の前にすると、すごく緊張します(笑)」と仰ぎ見る存在として変わらない。

プライベートラウンドの最中、松山の「アプローチが良くなったね」という言葉にうれしくなったのと同時に、打ち明けた本音がある。「自分の中では“もうひとつ、ふたつ”って言うか。ここ何年もショートゲームが課題で、良くなっている感覚はあるんですけど、ランキング見るとイマイチで…」。ツアーで62位のサンドセーブ率(45.65%)をはじめ、振るわないグリーン周りからのスタッツが気になっていた。

そんな悩みに松山は否定的だった。「数字ばかり追ってしまうと、自分のフィーリングや一番大事にしたい部分を意外と考えなくなってしまうよ」。より少ないスコアで回ることが欠かせないツアープロであっても、数字とは別の自己評価が大切だという。

優先すべきは、試合中いつも自分の感覚、内容に敏感でいること。ゴルフではミスショットが好スコアに直結することがあるが、「試合をやっていれば、そういう一打も必要かもしれないけれど、それが続くと(納得すると)勝負どころで気持ち良く打てない」と“ラッキー”で済ますわけにはいかない。その反対も然りで、「2mオーバーさせてボギーになっても、自分が気持ち良く打てているほう(感覚)を大事にしたほうが良い。(結果的に)強めに打ってしまっても、自分が気持ち良く打てていれば、次にどんどんつながっていく」と18ホールを進める上での心構えを説かれた。

松山と別れた畑岡は北上して、ニューヨークエリアへ。「やっぱり数字を追ってしまうところがあったところで、そういった答えをもらえた。そういった考えひとつで変わっていく。深いなぁ…と。いろんな経験も技も持っている。勉強になりました」。もらった金言を胸にメジャーが連なるシーズン中盤戦を戦う。(ニュージャージー州ジャージーシティ/桂川洋一)

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