ミッシェル・ウィをはじめ豪華スターが勢揃いした先週の「フィールズ・オープン」。LPGAツアーの写真撮影の規則に反発したメディアが先週木曜日に大会の取材をボイコットする行動に出た。AP通信をはじめ、地元の新聞社など多くはプレーヤーの写真を掲載する際はツアーに許可を求めるという規定に反発し、契約書にサインすることを拒否した。ボイコット騒ぎの後、ツアーは規制を緩和し、金曜日にはいつも通り取材が行われた。

ポール・アーネット(地元スポーツ記者)
「ウィに関わる一切の記事を載せられないというのが最も辛いところでした。水曜日にAP通信社がツアーとの契約書にサインすることを拒否したため、実際は木曜日と金曜日の2日間分の記事の掲載ができなかったんです。我社もAP通信に倣って木曜日はウィに関する取材は一切しませんでした。取材していた報道陣はかなりいましたからとても苦しい決断でしたね。でも、読者に迷惑が掛かることは分かっていましたが、あえてAPに従いました」