きょうは伸ばしきれず

◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 2日目（24日）◇サイアムCC（タイ）◇ 6576 yd（パー72）

2アンダー38位から出た渋野日向子は、「71」で通算3アンダー50位に後退。3バーディ、2ボギーとスコアを伸ばしきれずに終わった。

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パッティングに苦戦した。「昨日パンチが入ることが多かった」と、インパクトが強めになった初日の感覚が後を引き、距離感に苦労した。スタート10番（パー4）で3mのバーディパットを外すと、その後も打ちきれない1打が続く。最終9番（パー4）も10m弱からのバーディパットを1mショートし、3パットのボギー。「最後も上りのパットを撫でちゃって。ショットはそこまで悪くなかったので、違う問題」とグリーン上を課題に挙げた。

グリーン上が課題

一方で、新たなスイング改造の出来は思ったよりも悪くない。去年までは再現性の高いドローボールを求めてフラットなスイングを求めてきたが、「タテ目にクラブが入ると、ストレート系のボールが打てると思う」と、この2カ月はトップを高く上げるスイングに取り組んでいる。

取り組み始めて1カ月は「シャンクが止まらない。ひどかったです」とこぼすが、今季初戦を迎えた今は「ショットは、まあセーフかなという感じです。球がちょっと左に出たけど、耐えてくれているというのが多少見えたので、今のスイングの結果なのかな」と手ごたえを感じ始めた。

思ったよりもショットは悪くない

スイングが少しずつ形になる中、スコアメイクにつながらない。「この2日間は悔しい内容だった。やるべきことをやって、いいスコアが出せるように頑張りたい」と明日からの挽回を目指す。（チョンブリ／谷口愛純）