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プロ転向から6年 逆転Vドライバーグ「ずっと待ち焦がれていた」

◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 最終日(6日)◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6616yd(パー72)

米ツアーで勝利する―そんな夢を15歳の時に持ったジェマ・ドライバーグ(スコットランド)。1打差2位から出た最終日に7バーディ、ボギーなしの「65」をマークし、29歳で念願の初勝利を遂げた。

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15歳の時に米フロリダ州のIMGアカデミーの門をたたき、2年半の“修行”を積んだ。そして「ゴルフをしながら大学を卒業できることを知って」とルイジアナ州にあるテュレーン大学に進学。2016年の大学卒業のタイミングでプロ転向をして、まずは欧州ツアーで2年間腕を磨いた。

米ツアー参戦は2018年から。21年「ポートランドクラシック」で最終日最終組に入って優勝争いに臨んだが、「76」とスコアを落として8位。勝利に届かない日々はツラく、ようやくつかんだ白星は「すごく長く感じました」と喜びをかみしめた。

最終日の朝は、目覚まし時計をかけた時刻よりも30分前に起床した。「いつものような感じではなかった」。それでも平常心を保つように心がけ、4番で6mを沈めてバーディを奪い、7番は157ydを7Iで1m弱につけてバーディ。後半も5m前後のバーディパットを次々に沈めてスコアを伸ばしていった。

家族の支援もあって続けることができた競技人生。「この初優勝をずっと待ち焦がれていた。本当に両親には大きな感謝しかない。初優勝を日本で挙げられてよかったです。来年、もう一度勝つために戻ってきたい」と笑顔とともに誓った。(滋賀県大津市/石井操)

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