ニュース

米国女子LPGAメディヒール選手権の最新ゴルフニュースをお届け

2022年 LPGAメディヒール選手権
期間:10/06〜10/09 場所:レイクマースドGC(カリフォルニア州)

「ひっさしぶり~」ノーボギーで優勝争い 渋野日向子の理想は殿堂入り名手

◇米国女子◇LPGAメディヒール選手権 3日目(8日)◇サティコイGC(カリフォルニア州)◇6551yd(パー72)

序盤でなかなかバーディパットが決まらなくても、渋野日向子は「しゃーないな」を合言葉にプレーした。予選落ちが重なった焦りから解放された3日目は、のびのびと「68」をマーク。9月「ポートランドクラシック」初日以来10ラウンドぶりとなるノーボギーに「ひっさしぶり~」と声も弾んだ。

<< 下に続く >>

唯一気持ちが乱れたのは7番。右ラフからグリーンを狙った2打目が許せなかった。6UTと5UTで悩み、一度手にした6UTから番手を上げた。「開いて打つぶん、距離も落ちるだろうと思ってピンまでの距離のクラブを持ってしまった」という2打目はグリーンをオーバー。「イライラしながら打った」5mのパーパットをねじ込み、何とか怒りを沈めると、次の8番(パー5)でご褒美が来た。

「本当にいいショットが2つ続いた」と2オンに成功して最初のバーディを奪うと、さらに2つ伸ばしてリーダーボードを駆け上がった。

順位は気にせずプレーすると決めていたが、最終18番で1m前後のバーディパットを打つ前にスコアボードが気になった。「あ、意外と上位にいるな」。自分の名前を見つけて気持ちよくバーディ締め。通算9アンダーで首位と5打差3位につけた。

好位置で迎えるラスト18ホールも、優勝争いは意識したくない。1打差4位スタートの最終日に「76」をたたいた「ポートランドクラシック」の苦い記憶も残っている。

「冷静にできるように、と言いますか。例を挙げるとインビー・パーク(朴仁妃)」。理想のイメージは淡々とプレーを進める米ツアー通算21勝のLPGA殿堂入り選手だ。「ああいう冷静さは経験を積まないとできないのかもしれないし、もともとの性格なのかもしれないけど、私なりに頑張りたい」と話した。(カリフォルニア州ソミス/谷口愛純)

関連リンク

2022年 LPGAメディヒール選手権



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!