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ゲームを楽しむトリリンガル 笹生優花が「64」で首位発進

◇米国女子◇ウォルマート NW アーカンソー選手権 初日(23日)◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438yd(パー71)

折り返した2番で、思い通りのティショットが打てずに少し顔をしかめる。それでもセカンド地点に着くころには、同組のリン・シユ(中国)と話しながら笑顔に戻っていた。

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笹生優花が常々口にする「楽しんで」という目標は、どの位置で、誰とプレーしていても変わらない。理想のプレーができなければちょっと不機嫌にもなるが、そんなときは同組の選手がリズムを戻してくれる。

流ちょうに話せる英語、日本語、タガログ語を使えば、コミュニケーションが取れない選手はほぼいない。ツアーの選手と仲良くなるために、韓国語などほかの言葉も習得中。人懐こい21歳は人一倍友達が多い。

「楽しく回れました」と振り返るこの日の18ホールも、プロアマ戦と同じようにリラックスした雰囲気に包まれていた。ボギーなしの7バーディ、トップで上がったならなおさらで「ハッピーです」と笑顔が咲いた。

1月「ゲインブリッジLPGA」以来のトップ10も狙える位置での好発進。技術面もここ数週間でかなり上向いてきた。8月「CP女子オープン」から変えたパターのシャフトが好調で、「30」台の多かった平均パット数は直近3試合で「20」台が増えている。パターからの流れでショットの調子も上向いて、「全体的に安定しています」とボギーなしの「64」をマークしてリーダーボードのトップに駆け上がった。

首位発進を決めても、あまり順位は気にしていない。「あしたも楽しんで頑張ります」と、ツアーの先輩たちとプレーする毎日が楽しくて仕方ない。(アーカンソー州ロジャース/谷口愛純)

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2022年 ウォルマート NW アーカンソー選手権



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