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2022年 マイヤーLPGAクラシック
期間:06/16〜06/19 場所:ブライズフィールドCC(ミシガン州)

「アイアンの距離感が合っていない」畑岡奈紗はムービングデーに後退

◇米国女子◇マイヤーLPGAクラシック 3日目(18日)◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6556yd(パー72)

晴れわたり、風も穏やかなムービングデーにあって畑岡奈紗の表情は曇りがちだった。4バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「73」と伸ばし合いで後れを取り、17位から41位へ大きく順位を下げた。

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ラフからのセカンドをバンカーに入れた1番でボギーが先行。4番(パー5)はバンカーショットをピッタリ寄せたが、続く5番(パー3)でティショットを右手前のピンに近いバンカーに打ち込む大きなミスが出た。「エッジまで5、6ydは届いてなかった。ホントにミスショット」とバッサリ。バンカーからギリギリを狙うアプローチは目の前のラフに止まり、下りのラインに落とす寄せもオーバーしてダブルボギーをたたいた。

6番はセカンドでバンカー越えの左ピンへ果敢にアタック。ピン左の狭いエリアを攻め込んでバーディを奪いながら、直後の7番(パー3)で想定より「3ydくらい」飛んでしまったショットが奥にこぼれてボギー。乗り切れないまま折り返し、後半はグリーン上でチャンスを生かせない展開も目立った。

「距離感が合っていない」というアイアンショットは、大きめの番手で抑えて打つ際のスピンコントロールにも課題を残す。いずれも「ちゃんとできるようにしていかないと、メジャーでは戦えないと思う」と位置付けるポイントだけに、修正を急ぐ。

次週に「KPMG全米女子プロ選手権」(メリーランド州コングレッショナルCC)を控えたラスト18ホールとなる最終日。「きょう伸ばせなかった分、あした取り返して、納得いく形でKPMGに行けたら」。大舞台へ弾みをつけるフィニッシュを目指す。(ミシガン州ベルモント/亀山泰宏)

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