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2022年 マイヤーLPGAクラシック
期間:06/16〜06/19 場所:ブライズフィールドCC(ミシガン州)

「一日、一日を無駄にした」 渋野日向子は反省のち意識改革で上向き

◇米国女子◇マイヤーLPGAクラシック 事前(15日)◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6556yd(パー72)

前週「ショップライトLPGAクラシック」で4試合ぶりの予選通過を果たし、17位に入った渋野日向子。テーマとして重視するパーオン率は61.11%(11/18)、88.89%(16/18)、94.44%(17/18)と3日間で右肩上がりだったこともあり、「久しぶりにいいゴルフができたなって思った3日間。(予選落ちだった)全米(女子オープン)のときに比べたら、だいぶマシだなって思います」と少しだけ表情もやわらぐ。

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苦しんだ時期を調子の波だけで片づけない。日米で3戦連続予選落ちを喫する前には、メジャー初戦「シェブロン選手権」で4位、「ロッテ選手権」で優勝争いの末に2位となった試合があった。ノルマと課したシード権をほぼ手中に収めた後、振り返ってみれば意識の上で変化があったという。

「確かに(シードに関して)余裕ができた分、もっとゴルフ力を高めたいというよりは、その何試合かは、すごく一日一日を無駄にした使い方をしてしまったかなっていうようなゴルフの内容だったりした。先週からちょっと意識を変えて、一日一日のゴルフの内容をしっかり良くしていきたい、一打一打に向き合いたい、と」

シード権の心配がほとんどなくなったことで、もっと上を目指したいという気持ち、理想のスイングを追い求める意識は渋野の中で大きくなったという。選手として自然なことでも、目の前の一打にフォーカスし、丁寧なマネジメントでゴルフを組み立てることとのバランスを失いかけたと反省する。

トップが低くなりすぎないといったスイングの課題は頭の片隅に置きつつ、しっかりと気持ちよく振り抜けていたからこその好成績でもあった。「先週、やっと少し改善されたと思う。それをしっかり続けていくことが大事かな」。次週には今季メジャー第3戦「KPMG全米女子プロ選手権」(メリーランド州コングレッショナルCC)を控える中でも「(まず今週)4日間、しっかり戦えるように、1日1日いいゴルフができるように」。着実な積み重ねこそ、大きな成果を導くカギとなる。(ミシガン州ベルモント/亀山泰宏)

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