日本の17歳が決勝ラウンドへ進んだ

◇海外女子メジャー◇全米女子オープン presented by プロメディカ 2日目（3日）◇パインニードルズ・ロッジ&GC(ノースカロライナ州)◇6638yd（パー71）

アマチュアの馬場咲希（日本ウェルネス高2年）が通算3オーバー59位のカットライン上で、決勝ラウンドに進出した。日本人アマチュアによる全米女子オープンの予選通過は2014年大会の橋本千里（当時16歳）以来となった。

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「1、2ヤードのパーパットが毎ホールのように残っていた」という序盤をしのぎ、1バーディ、1ボギーのパープレーで迎えた後半12番でダブルボギーを喫した。予選通過圏外へはじき出される形となっても「追い詰められた方がいいっていうときもあって、今回もそういう感じだったのかな。ダボを打ってからは、結構いいゴルフをしていた」と振り返る。

長身を生かしたプレーが魅力

3mに絡めた16番（パー3）で、この日泣かされ続けたスライスラインを決めてバーディ。17番は左の林からしぶとくパーを拾い、ティショットを左ラフに入れた18番も2mをねじ込んでパーセーブした。午前7時15分と早朝のスタート。「結構耐えられました」とうなずくフィニッシュ時点では、カットラインを見上げるポジションから後続のプレーに委ねることになったが、ギリギリで滑り込んだ。

今年から改定されたアマチュア規則を象徴するように、「今週限定なんです」という“スポットスポンサー”のロゴがキャップやウェアに目立つ17歳。175cmの長身を生かした飛距離270yd超の1Wショットが魅力のホープは、3日目にツアー屈指の飛ばし屋ビアンカ・パグダンガナン（フィリピン）と2サムでプレーする。（ノースカロライナ州サザンパインズ／亀山泰宏）