アイルランド勢初優勝を果たしたレオナ・マグワイア

◇米国女子◇LPGAドライブオン選手権 最終日（5日）◇クラウンコロニーG&CC（フロリダ州）◇6592yd（パー72）

27歳のレオナ・マグワイア（アイルランド）が7バーディ、2ボギーの「67」でプレー、通算18アンダーとし、ツアー初優勝を3日間大会で飾った。

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3位に4打差の首位タイから出て前半2つ伸ばすと、後半も3つ伸ばすなど安定したプレーを見せた。2位のレキシー・トンプソンに3打差をつけて頂点に立った。

「ゴルフを始めて17年間、ずっと夢見てきました。この1週間、自分のプレーを誇りに思います。長い道のりだったし、今はほっとしています」と振り返った。

レオナ・マグワイアが頂点に

21年シーズンは2位に2度入るなど好調を維持し、昨夏の東京五輪では16年リオ五輪に続く2度目の出場を果たして23位。前週「ゲインブリッジLPGA」は初日81位と出遅れたが、27位と巻き返してフィニッシュした。

「とにかく忍耐強くあること。本当にいい仕事ができた。オフシーズンにはたくさんのハードワークをこなしました」と笑顔を見せた。

カップを掲げて誇らしげなマグワイア

アイルランド勢としては初めての米女子ツアー制覇。「アイルランドのゴルフ界にとっては大きなこと。アイルランド人選手は優勝はおろか、ツアーに参加したこともなったんです。願わくば、小さな女の子が自分たちにもできると思ってほしい」と期待を込めた。