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プレーオフは勝率100%なので…銀メダルの稲見萌寧「人生で一番の名誉」

東京五輪 女子最終日(7日)◇霞ヶ関CC東コース(埼玉県)◇女子6648yd(パー71)

22歳の稲見萌寧が銀メダルを獲得した。3位から9バーディ、3ボギーの「65」をマークし、通算16アンダーの2位で並んだリディア・コー(ニュージーランド)とのプレーオフを1ホール目で制した。「日の丸を背負って、メダルを取れることは本当にうれしい。私の人生の中で一番の名誉な、うれしいことだと思います。 歴史を作った? そう考えると、重大な任務を果たした感じがありますね」と喜んだ。

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首位と5打差でスタートし、中盤はメダル争いから脱落したかに思われたが、後半12番から4連続バーディを奪って再浮上した。「きょうは少し、ショットがうまくいかないようなことが多かったが、後半は中途半端なパターが入ってつながってくれたと思う」

終盤17番(パー3)、雷雲接近による49分間の中断もものともせず、同ホールでバーディを奪って首位のネリー・コルダ(米国)をとらえた。「17番はアプローチが終わった時点で中断に入ったので良かった」と、上がり2ホールでメダルを意識したという。

18番のボギーで再び2位に後退したが、メダルの色をかけた延長戦では、「(ツアーでは)プレーオフは勝率が100%だったので『勝ちにいこう』という話をしていきました」と強い気持ちでプレー。1ホール目で2オン2パットのパーを奪い、コーがパーパットを外すと、キャディを務めた奥嶋誠昭コーチと右手で握手した。

憧れだった五輪への出場権は、今季6勝を挙げている国内ツアーでし烈な争いを制して手にした。「(五輪は)夢の舞台だったんですけど、そのまま自分が良い夢の舞台で終わらせられて良かった。(今の自分は)ぜんぜん想像できなかった。まず出場できたことが自分の中で奇跡なので」。男女を通じて日本に初の五輪メダルをもたらし、驚きを隠せない様子だった。

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