河本結 ※撮影は2020年「LPGAドライブオン選手権」初日(Patrick Smith/Getty Images)

◇米国女子◇マラソンクラシック by Dana 事前情報◇ハイランドメドウズGC(オハイオ州)◇6555yd（パー71）

約5カ月ぶりに動き出した米女子ツアー。前週の「LPGAドライブオン選手権」を4位で終えた河本結は「最大のパフォーマンスが出来たなかでの成績だったので自信にもなったし、成長を感じられた」と満足のいく結果にうなずくと、6日に開幕する再開第2戦へと気持ちを切り替えた。

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会場のハイランドメドウズGCは前週の開催地から車でわずか10数分離れた場所にある。通算アンダーパーは河本を含めわずか5人だったインバネスクラブ（6852yd）に対し、「今週は距離も（6555ydと）短いので、どんどん攻めてバーディ合戦になるのでは」とイメージ。同会場で行われた昨年はキム・セヨン（韓国）が通算22アンダーで制しており、優勝スコアを「（通算）20アンダー」と予想した。

前週からバックを預けるキャディとは「日に日に信頼度が高まっていいチームワークになっている」といい、「平らなところからのロブショットを教えてもらったりした。自分に自信もってショットを打たせてくれる」と心強い相棒に全幅の信頼を寄せる。

米女子ツアーでルーキーイヤーとなる河本は「ロレックスランキング（世界ランキング）もですけど、ツアーのランキングも意識している」と、最終戦出場を決めるポイント争いでトップ10入りを目標に、ルーキーナンバーワンの称号を狙う。「まずは自分の最高のプレーができるように調整して、先週よりもいい状態で迎えられるようにしたい」。2週後のメジャー「AIG女子オープン」につなげるためにも4日間競技となる今大会で上を目指す。