2009年より、米女子ツアー選手に英会話テストが課せられる事になった。ツアー在籍2年以上の選手が対象で、これはツアーの国際化（26カ国121人の外国選手が参戦中）への対応策とみられる。英会話テストに落ちた場合、出場資格（シード権）の停止となる。

L.ギャロウェイ代理コミッショナー
「ファンが増え、取上げてくれるメディアもスポンサーも増えて、プレー以外での能力が今まで以上に必要になってきた。選手にとってもイメージアップにつながり、ゴルフ以外での収入獲得にもつながりやすくなるでしょう。それはスポンサーやファンの利益につながり、ひいてはツアーの発展にも寄与する」

現在、米女子ツアーで活躍を続ける45名の韓国人選手がターゲットにされたのでは？という憶測も流れているが、「オフを利用して家庭教師に英会話を習う予定」がある選手や、「経済状況を考えるとスポンサーもだんだん離れていくだろうし、ツアー発展につながる事には積極的に取り組むべきだと思う」と、前向きに捉えている選手も数多くいる。