ザック・ジョンソンが3打差をつけ首位浮上
<今年、男子ゴルフ界におきそうな現象は・・・!?>
2014/01/06 09:38
新年早々いきなりですが、2014年初回のこのコーナーでは、若者の結婚観をひとつ。晩婚化が叫ばれはじめて久しいですが、近頃の若者にはまた新たな価値観が芽生えてきているような・・・。「早く結婚したい」「結婚して子どもが欲しい」という、20代の声をよく聞くようになった。
メディアや世間が晩婚化や少子化の問題点を、浮き彫りにしてきたせいだろうか。近頃の若者たちの中には、回りの大人たちが思っているよりもしっかりと自分の将来を見据えて、足場を固めている子たちも多いように思う。
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男子ゴルフ界でも、特に若手選手の間で結婚ラッシュが起き始めている。海外では、新年早々にロリー・マキロイが、かねてより交際していたウォズニアッキとの婚約を発表した。24歳。日本では今月18日に挙式を挙げる藤本佳則も、マキロイと同い年である。
昨年末の公式発表には、ベテランたちも驚いた。中でも、谷口徹は遠慮のない声を上げたものだ。「佳則、お前早いな~!!」。バブル世代の45歳も当時の例に漏れず、亜紀さんと結婚したのは37歳と遅かったがほかにも同年代の選手たちは、当時でいうところの“最後の大物独身”と言われた深堀圭一郎が38歳、手嶋多一もやっぱり37歳と、いずれも40歳目前の駆け込み婚だったことを思えば藤本の決断は、谷口らにとってはなおさら時期尚早にも映ったようだ。
「せっかく稼いだお金も、結婚したら自由に使えなくなるぞぉ~!」と、半分冷やかし混じりに谷口は忠告したものだが当然のことながら本人は、後悔の念などみじんも見せずに「そうですかあ? 僕は全然早いとは思いませんけど」と、浮かべたビリケンさんスマイルは、幸せそのもの。
なんでも大の子ども好きだそうで、「とにかく早く子どもが欲しい」という。「子どもさえいれば、あとは何でもいいんですわ」とは照れ隠しとしても、下がりっぱなしの目尻には、出来ちゃった婚でもないのに、早くもまだ見ぬ我が子への父性愛に満ちていた。
来週末にはいよいよ晴れの日を迎えるビリケンさん。今年、初シード入りの仲間入りをした河野祐輝もまた25歳ながらすでに婚約を発表しているし、2014年は若手プロのゴールインが続出しそう?! 生涯の伴侶を得てますますゴルフにも身が入れば言うことなし。まずは来週、ビリケンさんの晴れ姿をこの目にやきつけて、こちらも幸せにあやかろうとつくづくと思う新春である。