お肌のケアは夫婦にとっての難題？

夏……。今年は特に、暑い夏。炎天下のゴルフ。心配なのはやっぱり、お肌。男子だって、気になる。ほっておくとどんどん、どんどん黒くなっていく。気にはなるけど、谷原秀人はめんどくさい。「ラウンド中に、いちいち日焼け止めを塗るのは…」。そんな怠慢ぶりに、救世主が現れた。ある大会のプロアマ戦で偶然、同じ組になったのは、たかの友梨さん。そう、あのカリスマエステティシャンである。意気投合して、サポート契約を結ぶことになった。

お肌に悩むアラサー男子としては、利用しない手はない。「さっそく行ってみましたよ」。それから3回ほど通ったが、普段からあまりに無頓着なものだから、エステに行った直後は、それはそれは感動のモチモチ肌になるのだが、またすぐに元に戻ってしまう。

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思いあぐねた谷原はある日、たかのさんに聞いてみた。
「肌を白くするにはどうしたらいいですか？」。
「それは谷原さん、出来るだけ陽には当たらないでください」。
思わず苦笑いで「それは無理ですねえ……」。

職業柄、陽にあたらずに仕事をするのは確かに無理だ。それに加えて元来、まったく肌ケアに興味がないとくれば…。もっとマメにケアをしていればまだ救いようもあるのだが、日焼け止めもプレー後のお手入れもいっさいしないで、たかのさんの“ゴッドハンド”だけに頼ろうというのはムシが良すぎる。

「諦めて、僕は最近ご無沙汰ですけど。嫁はマメに通ってますよ」。元アイドルの絢香さん。その美貌はプロ仲間の間でも有名である。あれ以上、奥さんがキレイになっちゃったらいったい、どうなるんスか？！周囲の鋭い突っ込みに思わずニンマリの旦那。嬉しそうに「嫁にも伝えときます」。

確かに、最高級エステもやればやるほど効果の上がる美貌の妻が通ったほうが効率的だし、旦那の満足度も数倍になるというもの？！スポーツ選手のための食事学の資格「ジュニア・アスリートフードマイスター」の称号を持つ才色兼備な妻。本人は今年3月に、タイとインドネシアで行われた灼熱のアジアシリーズ2戦で連続トップ10入りも、「そんなことありましたっけ…？」と、あまりに長く勝ち星に見なされたままなら、それも遠い昔の話。そろそろ3年ぶりのツアー通算10勝目で、美人妻にも報いなければ！！