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プレーヤーズラウンジ

<ゴルフトーナメントには、選手のプレーのほかにもお楽しみが一杯!>

今週のブリヂストンオープンに、名物アナウンサーが登場する。以前もこのコーナーで一度、ご紹介したかと思うが、宮本武蔵さんは正真正銘の本名もまた、インパクト大のお方だ。

何が評判かというのを改めて簡単に説明すると、スタートホールの選手紹介。話題の選手に、ニックネームをつけるのがお得意で、池田勇太なら「ゴルフ界の若大将」。石川遼は「ミラクルゴルファー」。今年9月のANAオープンで、ツアー初優勝を挙げた豪州のカート・バーンズには、その奇抜な出で立ちに名付けたのが「ファンキー・ファッションリーダー」だ。

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バーンズ本人もいたくお気に入りで、そう呼ばれるたびに、口角をニヤリと上げて喜ぶほど。観客もその様子を見て大いに喜ぶ。そんな愉快なスタート風景に、あるときちょっとした懸念を口にしたのが石川だった。8月の「VanaH杯KBCオーガスタ」で久しぶりに池田と同組ラウンドになったときのことだ。

「武蔵さんは『今日は言うからね』と合図をくれた上で言ってくれるし、もう慣れていますので、僕は言われた瞬間にまだ微笑みますけれど・・・」と言ってから、ちょっぴり不安そうな顔をして「勇太さんは、大丈夫かなあ?」。

確かに、「若大将・・・」と呼ばれても、池田はニコリともしない。むしろ憮然とした顔で出ていくのだから、石川のいうとおりに見ている周りのほうがドキドキしてしまうが、そちらも心配ご無用だ。宮本さんは、池田にもきっちりと仁義を切っている。「勇太もけっこう気に入ってくれていて、時には『今日も言うの?』なんて聞いてくれるから」というから、ぶっきらぼうは照れ隠し!?

宮本さんの一言で、わっとその場が盛り上がる。選手たちにとって、トーナメントは毎週のことだが、「お客さんにとっては、年に一度のお祭りですから」とは、再び石川の言。「地域を盛り上げていくと言う意味でも、武蔵さんの取り組みは非常に良いと思う。お客さんは、選手のプレーだけを楽しみに来てるわけじゃないですからね」と、石川も納得顔で「それに、スタート前にはジャンケン大会とかして、盛り上げてくれるんですよ」。

石川が彗星のように登場してからは特に、スタートの何時間も前から観戦スタンドに陣取って、選手の登場を今か今かと待ちわびる鈴なりのお客さんを相手に、宮本さんは本番前の“前座”になりきる。大声を張り上げ、ジャンケン大会などで場をつなぐのだ。

そんなひとときを楽しめるのが、今週のブリヂストンオープン。全国ゴルフファンのみなさん、今週はぜひ千葉県・袖ヶ浦カンツリークラブの1番ティに集まれ・・・・・・!!

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