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プレーヤーズラウンジ

マルちゃんには見慣れない姿の訳とは・・・・・・!?

先々週の「中日クラウンズ」は大会初日。マルちゃんの顔に、見慣れないサングラスが乗っかっていた。確かにその日は文句なしの快晴。だけど、グリーン上でラインを読むときは、外して頭の上に乗っけているだけだったりして。どうやら眩しいからだけが理由じゃないようで。

「これをしていると、ムズムズがマシなんです」と、マルちゃんは言った。実は、ひどいアレルギー持ち。米ツアーで戦っているときに、会場に常駐する専任医師に数値を計ってもらったことがあったという。「計り終わったら、いきなり“ソーリー”だって。お気の毒・・・って、俺は死ぬのかって一瞬、思ったよ」と、いつもの笑顔でケタケタと笑い話にしてみせたが、診断は深刻だった。

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アレルギーの数値が、平均的な人の実に約10倍。「4000とかっていう数字が出て。要は、あなたはどんな花粉にも反応してしまう、お気の毒な人なんです、と」。だから1年中、注射や薬が手放せない。先々週の和合は芝草だ。この時期、花を咲かせる高麗芝の花は、和合の大ギャラリーが巻き起こす砂埃と相まって、マルちゃんにとってはまさに拷問だった。

幸い、先月にも打ったばかりの注射が効いて、そうでなかったら、体のだるさや偏頭痛に耐え切れず、ゴルフにも集中出来なかったことだろう。しかし今回はラウンド中にときおり咳き込むくらいで症状は抑えられており、気になったのは目のかゆさだけ。ゴシゴシとかきむしるマルちゃんに、自分のサングラスを差し出してくれたのは、エースキャディの杉澤伸章さんだった。

これが効果てきめん。「している方がかなり楽かな」とすっかり味をしめたマルちゃんは、早速その日のプレーを終えるとすぐに、名古屋市内で“MYサングラス”を購入。週末には優勝争いを繰り広げた。残念ながら、驚異の「58」というツアー記録を達成した遼クンに優勝こそさらわれて、さすがのマルちゃんも「すげえな、大したもんだよ」と感嘆の思いを隠さず、「やっぱり距離が出る方が違うのかな、サンドウェッジでバンバン打てるからね」と、ひとまずは18歳に白旗を揚げたが、これでへこたれる40歳ではない。なんてったって、米ツアー3勝の実力者。「僕は僕のやり方でまた頑張ります!!」。世界のマルちゃんが、我が道を突き進む・・・・・・!!

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