ツアープレーヤーたちの至福のとき<中嶋常幸>
2005/05/02 09:00
中嶋常幸がいま、「ゴルフをしているときよりも幸せかも」というほどハマっている のが、孫娘の愛ちゃんのこと。今季開幕から2戦は背筋痛で出場できず。ようやく第1戦を迎えることができた中日クラウンズの会場でもその症状を話しているときは、どことなく寂しげな表情をしていたものだった。
ところが、話題が愛ちゃんのことに移ると一転、たちまち相好が崩れた。「ヘヘっ」と、照れたように笑ったあと「…見る、見る?」と、ポケットから取り出したのは、愛ちゃんの写真をプレートにしたキーホルダー。なんとも愛くるしい笑顔で写っている愛ちゃんを指しながら「おじいちゃん似だって、みんな言うんだよな~」と、にやけたのだった。
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長女・佳乃さんの無事出産が知らされたのは、昨年の10月17日。日本オープン最終日のことだった。伝え聞くなり“おじいちゃん”は、片付けもそこそこに猛ダッシュで会場を出た小松空港から羽田へ帰る飛行機の中では、「早く着け~!」と、機上で走らんばかりに気が急いたものだ。そうして、ようやく対面できた孫の顔を見たときの感動は、忘れられないという。
いまでは、暇さえあれば愛ちゃんの顔を見に行く。あやすと可愛らしい顔で微笑み返してくれる。「自分の子供とはまた違う。・・・う~ん、そうだね。無条件にただもうかわいいって感じなんだよ」と、すっかり好々爺の表情。
パッティング練習中も、愛ちゃんの名前を叫びながら8メートルほどの長さをみごとカップインさせて「ね、これこそ“愛ちゃんパワー”なんだよ」と、大マジメに言ったのだった・・・。
トーナメントで起こったルール裁定の実例
<つるやオープン ルーリングシート>
2日目、9番ホール、パー4のセカンド地点で競技委員要請がありました。球が切り株の近くにあり、「ストロークの障害になるが救済処置はとれないか」と言う事でした。
樹木が害虫の被害にあったり、雷が落ちたり等で地表から20~30センチのところで切り取り、切り株状態になっていることが良く見かけます。
競技では、根の付近が腐って穴が開いていたり、台風の後などで根が持ち上がった状態になっている切り株の箇所を委員会が修理地として白線で標記することがありますが、白線が無かったり特別規則で記載されてなければ「切り株」は救済できません。
今回のケースでは、何の標記も無いのでそのままのプレーとなりました。読者の皆さん、一般のプレー時に「特別ローカルルール」で救済を認めているコースもあるようです、コースに着いたらそのコースのローカルルールを良く読んでスタートしてください。