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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちの舌なめずり<武藤俊憲>

2006/05/29 12:00

マンシングウェアオープンKSBカップでツアー初優勝をあげた武藤俊憲が、楽しみにしていることがある。それは、6月に開催されるマンダムルシードよみうりオープンで、谷口徹に食事をごちそうになること。

大会3日目。谷口が言った。
「ノーボギーで回ってきたら、ゴハンをごちそうしてやるよ」

爆発力があるかわりに、ボギーも多い。それが武藤の弱点でもあった。それを以前から、谷口に指摘されていた。「お前は、そこがあかん」と、しょっちゅう言われて悔しい思いをしていたが、それが発奮材料となったのも確かだ。

「最終日は、“なんとか谷口さんにごちそうさせてやろう”と思いながら回ってたんです。そうしたら、ほんとうにボギーなしで回ることができて・・・」。これが、ツアー初優勝につながったと思えば、厳しい言葉もありがたいというもの。

さっそく約束を果たしてもらおうと、翌週の三菱ダイヤモンドカップゴルフの会場で、谷口の姿を探していたら、向こうから「おめでとう」と、声をかけてくれた。武藤は「すぐにでも」と思っていたが谷口は、「せっかくだから、美味しいものをご馳走してやる」と、言ってくれた。それで、谷口の地元・関西で開催される大会で、ということになったそうだ。

「何をおごってくれるのかなあ・・・。大阪には美味しいものがいっぱいあるし、すっごく楽しみ!」と舌なめずり。

谷口の辛らつな言葉にがぜんやる気になって、実際に結果を出す選手は武藤だけではない。歯に衣着せぬ物言いが時に誤解を受けることもあるが、「おかげで闘志がわくし、僕はそんな谷口さんが好きですよ」(宮里聖志)と、慕う後輩も多い。

しかも谷口のすごいところは、後輩や同年代の選手に対してだけでなくベテラン勢にも堂々とライバル心をむき出せることだろう。実際に谷口の言葉に発奮して、復活優勝を飾った選手もいるくらいだ。好スコアや名勝負の裏で、実は谷口が1枚噛んでいた、ということも少なくないのである。

トーナメントで起こったルール裁定の実例

<エバーライフカップチャレンジトーナメント>

1日目、12番ホール(パー4)のグリーンサイドバンカーで競技委員要請があった。プレーヤーがバンカーショットをして直ぐに足跡を均してしまったが、球は傾斜地を戻ってきて同じバンカーに入ったとの事であった。

競技委員の裁定は、均した所と異なるところに球が止まったことから無罰としてプレーを続行するよう伝えた。 規則13-4例外2 裁定13-4/36

読者の皆さん、同じようなケースでも均した所に球が戻ったときは2ペナルティですので間をおいて均したほうが良いですね!

<マンシングウェアオープンKSBカップ>

1日目、17番ホール(パー3)グリーン上で競技委員要請がある。プレーヤーの主張は、グリーン上で意図するパッティングラインにカラーの部分がかかりそこにあるピッチマークを修復してよいかとの事であった。

競技委員は、グリーンカラーを修復することはプレーの線の改善となるので、そこに有るピッチマークに触ることが出来ない旨、伝えた。

読者の皆さん、修復できるのはグリーン上のみですのでご留意を

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