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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちの息抜き<桑原克典>

2006/04/10 09:00

過酷な選手生活における桑原克典の息抜き法は、ガーデニング。自宅の庭に作ったパッティンググリーンは、もちろんお手製。バンカー横の家庭菜園には、季節の花や野菜がびっしりと植わっている。ゴルフに煮詰まったとき、ここで黙々と土をいじっていると、不思議と心が晴れてくる。

今は植え替え時。このオフの間に、種を撒いた。夏には、ここで育ったトマトやナスビが食卓を飾るだろう。3人の子供たちに「お父さんの野菜だよって、自慢するのが楽しい」という。それに、「父親が作ったもの」と言えば嫌いな野菜も進んで食べてくれるようになる。

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一石二鳥だ。

はじめは、ほんの趣味で始めたことだった。しかし、今では本格的だ。パッティンググリーンは毎年オーバーシードを欠かさないし、芝刈り機はもちろん、桑原家にはてん圧機まである。たまに園芸ショップに行くと、ついつい長居してしまう。「“あ、新しい機械が入ってる!”なんて、目が輝いちゃう。もう家にたくさんあるのに、また新しいのが欲しくなる。だから、うちの家には芝刈り機が何台もあるんです」と照れた。貪欲にゴルフに取り組む姿勢は、そのまま趣味にも生かされている。

丹精こめて育てられた色とりどりの植物を横目に、玄関の戸をくぐればすぐ左手の応接間には優勝カップがズラリ。アマチュア時代のものも含めて合計で116個。正面は、壁全体がガラス張りの棚になっていて、その様は圧巻。ちょっとした博物館の趣きだ。金メダルは、愛知学院大学時代のアジア大会で手に入れたもの。棚の中央には、後援競技や地区競技も含めてプロ入り後に獲得した5つの優勝カップが並んでいる。ツアー初優勝をあげた95年のアコムインターナショナルと、2勝目の日本プロマッチプレー(98年)。この2つを中心に、感動のシーンを切り取った写真パネルとともに飾られている。

「今年、ここにまた新しいのを加えたいな。・・・出来ればたくさん、ね!」
次の117個目を置く位置も、すでに決めてあるそうだ。

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