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ツアープレーヤーたちのおめでた報告<藤田寛之>

先週のダンロップフェニックスの初日に優合子夫人が無事、2人目の男児を出産。「いやあ、親孝行な息子です」とは、安産だったという安堵だけではなかった。今週の23日(月)に日本を発つ。ペアの今田竜二とともに、中国深センのミッションヒルズゴルフクラブで行われる「オメガミッションヒルズワールドカップ」に日本代表として立つ。

実は予定日は開催中の27日で、気が気ではなかった。「やっぱり、行ってしまってからでは心配でしょう」という父親の心情を思いやってか、日本にいる間に出てきてくれた息子には、なおさら愛おしさが増す。そのかわり、顔を見られるのはまだ2週先。帰国して、すぐに参戦する最終戦の日本シリーズが終わってからとなってしまうのは待ち遠しいが、それでも「母親も元気だし、健康に生まれてきてくれたから、ひと安心です」と、胸をなで下ろした。

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おめでたに心弾む一方で、大舞台に挑む選手のテンションとしては、やや低め。このところ、ゴルフの調子が良くない。常に試行錯誤のショットだけではなく、得意のパットまでもが低空飛行で、「こんなんで世界に出て行っていいのか」。現在、世界ランクは66位(11月22日現在)と、ペアの今田(144位)よりいまはむしろはるかに上位につけながら、「それに見合ったゴルフが出来そうにもない。それが寂しい」と、しょんぼりだ。

先の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で今季2度目の来日をした今田とは昨年、今田が谷口徹と3位につけた以上の成績を残そうと話し合ったばかりだったのに「これじゃ竜二にも迷惑をかけそうで」と、弱気な言葉ばかりが口をつく。まして、今年は2勝をあげて自身初の年間複数年Vを達成し、序盤には初の賞金王を狙おうかという勢いだったのに、「大事なときに、こんなに悪くなっちゃうなんてプロとして情けなくて」と反省しきりだ。

だが、いよいよ本番。尻込みしている場合じゃない。それに、ゴルフは調子の良さと結果が必ずしも正比例するわけじゃなく、やってみなくちゃ分からない。「僕の代わりは誰もいない。僕がやるしかない」と九州男児は闘志を奮い立たせて「頑張ってきます!」。まだ見ぬ我が子と、胸を張って対面するためにもここが気合いのいれどころだ。

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