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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちの葛藤<伊澤利光&広田悟>

2007/05/21 01:05

先週のマンシングウェアオープンKSBカップ。開催直前の水曜日に広田悟が会場入りするなり、何はさておき駆けつけたのは伊澤利光のもとだった。折りしも、プロアマ戦のスタート直前。ティグランドで伊澤をつかまえ、こう言ってまくしたてたのだ。

「伊澤さんがですねえ、余計なことをするからですねえ、あんなことになったんですよ!大人しくパーで上がってくれておいたら良いものを・・・。ボギーなんか打つから、僕は頭が真っ白になっちゃったんですよ!!」。

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その前週の日本プロ最終日のことだ。
伊澤と3打差の3位からスタートした広田は、初めから2位狙いだった。一度、1打差まで迫ったものの17番で伊澤がバーディを奪って、2打差の2位で迎えた18番も、変わりなかった当初の目標。

一気に揺らいだのは、そのグリーン上だった。伊澤が、奥からのアプローチでグリーンを大きくオーバーさせた。「薄めに当てて転がそうとしたら、薄めにあたりすぎた」。さらに返しのアプローチも寄せきれず、3メートルのパーパットを外したのだ。

この予想外の展開に泡を食ったのが広田だった。まさか伊澤がボギーにするとは思ってもみなかった上に、広田は奥から1.5メートルの絶好のバーディパットを残していたのだ。

入れれば、間違いなくプレーオフ。万一、伊澤がOK距離のボギーパットを外したら、プロ日本一のタイトルが転がりこむかもしれない。ふいに訪れたチャンスに、すっかり泡を食ってしまったのは広田だけではなかった。

勝負の行方を見守る人たちも、また同じだった。伊澤の専属キャディの前村直昭さんが、マネージメント事務所『JOYX(ジョイックス)』を立ち上げたのは昨年の春。同時に、広田もマネージメント契約を結んだ。

同じ事務所の選手の優勝争いに、「どっちも勝って欲しいけど、チャンピオンは一人だけしか決められない。ほんとうに複雑な心境でした」と、打ち明けたのは前村さんの妻・麻衣子さんだ。

グリーン脇で手を合わせながら、心は揺れに揺れたという。それだけに、結局パーパットを外して優勝を逃した広田の精神的ダメージが気になったが、関係者を通じて「そりゃ~悔しいけれど。伊澤さんに負けたからヨシとします」とのコメントを伝え聞いて、思わず「悟さんらしい・・・」と、ひとまず胸を撫で下ろした麻衣子さん。

しかし、今後も同じような苦悩がまだまだ続きそうな気配だ。今年、『JOYX』が抱えるプロは総勢21人。最終組が3人とも契約選手・・・ということもこの先、十分ありえる。「そのたびに、ハラハラしないといけませんねえ・・・」と麻衣子さん。嬉しい悲鳴を上げることが多い1年になりそうだ。

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