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プレーヤーズラウンジ

ツアープレーヤーたちの優勝請負人<宮里聖志>

2007/06/11 01:09

衝撃の事実が明らかになった。宮里家の長男は実は、すでに今季3勝をあげていたというのだ。さっそく、本人を直撃したら、「そうですよ」とこともなげな返事。
いったい、どういうことなのか!? さらに追求すると苦笑いで打ち明けた。

「ただし、プロアマの話ですけどね」。

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それは、本戦前日にアマチュアのみなさんと競われるプロアマトーナメントでの話だったのだが、それでも、まだ今季ツアー7戦目にしてこの勝率は、ただモノではないだろう。

“初優勝”は、4月の中日クラウンズだった。そして、2勝目が三菱ダイヤモンドカップ。さらに翌週のJCBクラシックで2週連続優勝を達成した。
チームを組んだアマチュアのみなさんにも大いに喜ばれ、「これからは、プロアマの優勝請負人と呼んでください!」と胸を張る。

聞けばその賞品も、なかなかのものだ。名古屋→グァムの往復航空券の豪華版から、空気清浄機など生活に役立つものまでさまざまで、妻・博子さんにも大いに喜ばれているという。

「なんか最近、いただきもので生活できそうな感じなんですよ!」と笑う聖志だが、それでも中には思わず困ってしまった品物もあった。

それは“2勝目”をあげたときの賞品。表彰式で手渡された1本のドライバーは、「スリクソンのものだったので・・・」。
もちろん、それも素晴らしいクラブには違いないのだが、ブリヂストンとクラブ契約を交わしている宮里聖志には「さすがに使いようがなくて。…てゆ~か、使ったらアカンでしょう!」と、ひとり突っ込みで笑わせた。

とにもかくにも、今季はシーズン序盤から良いこと続きの聖志だが、やっぱりそろそろ、本戦のほうで勝ち星を重ねていきたいところだ。ツアーで噂の“ジンクス”のひとつに「プロアマ戦で優勝した選手はその週のトーナメントでは優勝できない」というのがあるが「そんなのは言い伝えに過ぎない!」と、不吉な迷信も底抜けのプラス思考でバッサリと切って捨てた。
今季トップ5入り2回と本戦でも好調をキープしているだけに「そのうち、本戦でもやりますよ!」と、堂々のV宣言も飛び出した。



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