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プレーヤーズラウンジ

プレーヤーズラウンジ番外編<アマチュアの石川遼くん2>

2007/12/03 10:52

今日3日(月)は毎年恒例の「新語・流行語大賞」発表の日。この原稿が出るころには、今年の大賞が決定しているだろう。石川遼くんが史上最年少優勝をあげた5月のマンシングウェアオープンKSBカップ最終日のテレビ中継の中で、瀬戸内海放送の多賀公人アナウンサーが“命名”したと言われる「ハニカミ王子」は、ノミネートの段階ですでに得票数1位だったそうだから、トップ10入りはほぼ間違いないだろう。

さて、では本人はといえば、周囲の喧騒に反して、このネーミングにはあれから半年たった今でもまだピンと来ていないようだ。「ゴルフをしている“石川遼”ならつながるが、“王子”は自分のことじゃないみたい」と話し、イメージ払拭のためなのか。たびたび「王子」らしからぬウェアで登場。

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9月のフジサンケイクラシックでは迷彩柄のカーゴパンツでちょっとした物議をかもし、11月のダンロップフェニックスでは、なんとワイルドな豹柄のポロシャツ。

迷彩柄については、「賛否両論あったことは知っている」と遼くん。「周りから見たら、確かにあれはあり得なかったかもしれない」と話したが、しかし本人が「反省した」のは迷彩柄についてではなかった。「あのパンツが、ゴルフウェアじゃなかったこと」だった。

「あれが、ゴルフウェアだったらOKだったと思う。ゴルフウェアでない服を着たことは反省している」と語り、ド派手な豹柄は「東京のインターミックスという、れっきとしたゴルフメーカーのものだから」と胸を張りつつ、「でも、着るまでは緊張しました」と、ちょっぴり照れた。

いざコースに着いたら、本家本元(?)の立山光広に「大阪のおばちゃんじゃね~の?」とからかわれ、本人も「大阪の道頓堀にいるおネエさんという感じ」とそのインパクトの大きさは自覚しつつも、「似合っているかどうかは気にしない」ときっぱり。「僕の中ではハニカミイコール石川遼とは思えない。だから、王子のイメージと合ってないのは当たり前」と、あくまでも自分らしさを主張したのだ。

将来は、自分でウェアをデザインしたいという夢を持ち、ファッションに凝ることは日々ゴルフに没頭する16歳にとって唯一の趣味という。いつも爽やかな笑顔と振る舞いでファンを魅了し続ける一方で、骨太な一面ものぞかせて、来季もますます目が離せない。



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