ラームが罰金受け入れ欧州ツアーと“和解” LIVでの未来は「弁護士じゃないので分からない」
◇LIVゴルフリーグ◇バージニア 事前(5日)◇トランプナショナルGC ワシントンDC(バージニア州)◇7679yd(パー72)
メジャー2勝のジョン・ラーム(スペイン)がDPワールドツアー(欧州ツアー)と“和解”した。5日に欧州ツアーがラーム側と「2026年シーズンの残りの期間において、LIVゴルフの大会と日程が重なる場合の条件付き出場義務免除について合意に達した」と声明を発表。バージニアでの今季7戦目を前にチームで会見したラームも「お互いが譲歩し、合意できた。もはや対立はなく、それに関するストレスもない」と認めた。
欧州ツアーは2月21日、主戦場をLIVに移したツアーメンバーについて条件付きで2026年シーズンの“掛け持ち”を認めると発表した。ツアー規定違反による未払い罰金の全額支払い、指定する大会への出場、メディア活動・プロモーションへの協力、係争中の訴訟の取り下げといった条件に8人が同意した。
その中に名前がなかったラームは、もともと4試合の出場義務がLIV選手に対してのみ6試合(うち2大会をツアーが指定)となっていることなどへの不満を隠さず、メンバーシップはく奪や2027年「ライダーカップ」の出場危機がささやかれていた。今回の合意には、23年末のLIV移籍で24年から累積した未払いの罰金の全額支払い、残りのシーズンにおいて両者で取り決めた欧州ツアー大会への出場が含まれる。
「DPワールドツアーをサポートしたい。出場したい大会はたくさんある」と関係修復を強調したラームだが、主戦場のLIVの未来には暗雲が立ち込めている。サウジアラビア政府系ファンド「PIF」が資金提供打ち切りを決めたことについては「長期にわたって資金提供が続くと聞いていたので、本当に予想外」とコメント。リーグとの契約解除の可能性を含めた自らの今後を問われると、「弁護士ではないので、正直なところ分からない。契約書を読むことやビジネスに関することは、僕が人生で得意とする数少ないものに当てはまらない。現時点ではシーズンを戦い抜くべきだし、メジャーも控えている。いま考えたいことではない」と明言を避けた。