アディダスとの契約終了を選んだダスティン・ジョンソン※撮影は2022年6月(Aitor Alcalde／LIV Golf／Getty Images)

メジャー2勝のダスティン・ジョンソンが22日、15年以上続いたアディダスゴルフとのアパレル契約を終了させたことを明かした。LIVゴルフの今季開幕戦「LIVゴルフ・マヤコバ」（2月24日～／メキシコ・エル・カマレオンGC）の記者会見で語った。

ジョンソンは「僕たちは素晴らしい関係を築いてきた。今でも本当に良い関係だけど、お互いに別れることに同意した」と前置きした上で、「ただ、僕がLIVでプレーすることと、物ごとの進め方がうまくいかなかっただけ。その方がお互いのためなんだ」と話した。

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創設1年目の昨季、4人1組による団体戦で属する「4エースズ」のキャプテンとしてチームをけん引し、団体戦と個人戦の両方で頂点に立った。海外メディアによると、LIVゴルフは全12チームそれぞれをフランチャイズ化することを発表。チーム名やロゴマークなどが付いたグッズを販売するなどして、各チームが収益化を目指す新たな仕組みがスタートする。

「チームのキャプテンである僕にとって、ウェアのスポンサーを見つけることができるのは、もう1年待つよりも有益なことなんだ。うまくいけば僕のウェアが税関を通過して、今週末には着られることを願っているよ」

アディダスゴルフ社長のジェフ・ラインハート氏は米ゴルフウィーク誌に対し、「15年以上にわたって、ダスティンはアディダスブランドの素晴らしい契約選手でした。私たちは、彼がメジャー大会で何度も優勝し、世界ランキング1位になり、史上最高のゴルファーの一人としての地位を確立するのを最前列で見てきました。私たちは、ダスティンの今後の成功を願っています」とコメントした。