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LIV経験者の谷原秀人 “歴史的和解”に「いい部分を認め合えたら」

◇国内男子◇ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント 事前(7日)◇麻生飯塚GC (福岡)◇6809yd(パー72)

PGAツアー(米国男子ツアー)とDPワールドツアー(欧州男子ツアー)が対立を続けていた「LIVゴルフ」との和解を発表したことを受け、ジャパンゴルフツアー選手会会長の谷原秀人は「今後はお互いがいいところを認め合って、いい関係を築いていけたら」と話した。

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谷原は昨年、LIVで5試合に出場。「(予選カットなしの54ホール競技で)『生ぬるい』とか言う声もありますけど、そんな選手は1人もいなかった。実際、メジャーでの成績を見てもわかるでしょ?」と肌で感じた経験を語る。またLIVが各ホールから一斉にスタートする「ショットガン」を導入するなど、ゴルフ競技の大きなテーマともいえる競技時間の短縮に踏み出したことに「選手にも運営にもファンにもいいこと」と意義を感じているようだ。

石川遼も「ゴルフ界にはいいことですね」と和解を歓迎した。「(LIVのCEO)グレッグ・ノーマンが打ち出したもので、良い悪いは別にしてゴルファー個々の考え方、人生観が初めて表面化したというか。みんな、それぞれの人生があるということをファンも分かったと思います」

LIVが巻き起こしたムーブメントを認めつつ、自らのスタンスにも言及。「僕ですか? 僕は純粋にゴルフを極めたい。ずっと72ホール競技でやってきて、何なら“90ホール”競技でもいいくらいで…。長い戦いは偶発的な要素が少なく、本当に力のある選手が勝ち残っていくものだと思うので」と話した。(福岡県桂川町/加藤裕一)

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