ディオールのピアスで好プレーを見せた吉本ひかる

◇国内女子◇中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 初日（24日）◇中京ゴルフ倶楽部石野コース(愛知県) ◇6482yd（パー72）

ツアー初優勝を目指す20歳の吉本ひかるが5バーディ、1ボギーの「68」でプレー。4アンダーで首位と1打差の5位発進を決めた。

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7Iで1mに寄せてバーディを奪った前半2番（パー3）から3連続バーディを奪った。ボギーなしで迎えた18番でスコアを1つ落とし、「最後にボギーの確率が高くて悔しいです。でも全体的にはまとまっていました」と振り返った。

4月「KKT杯バンテリンレディスオープン」から2週連続で2位に入ったが、続く「パナソニックオープンレディース」で予選落ち。プレーに精彩を欠いたこともあり、「多少疲れがあったのかもしれない」と今大会前の20日（月）、21日（火）と休養をとった。

「ジュニアの頃からこのコースは知っているので大丈夫かなと。練習も全くしていません」。滋賀の実家で静養し、フランスの高級ブランド「クリスチャン・ディオール」のピアスを大阪で購入するなど、ショッピングでリフレッシュした。

「ティファニーのものにしようと思ったのですが、他の人もしていたりするので。ディオールはあんまりいないかなと。思っているほど、そんなに値段も高くないですよ」と笑った。この日着用し、両耳をキラリと光らせながら、順調にスコアを伸ばしていった。

「やれることをちゃんとやって優勝を目指したい」。ホールアウト後は練習場でショットとパットを入念に確認。クラブハウスへの帰り道では、かき氷を頬張りながら2日目に備えた。（愛知県豊田市／玉木充）