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ツアー出場3戦目の20歳 臼井麗香は優勝なら最速タイ

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 2日目(30日)◇UMKCC(宮崎県)◇6525yd(パー72)

4アンダー5位から出た臼井麗香がボギーなし、5バーディの「67」でプレーし、首位と4打差の通算9アンダーの2位に浮上した。ツアー出場3戦目で初めて予選を通過した20歳は最終日を最終組で回ることになる。加えて、同組となるのは同じツアールーキーの河本結脇元華。「こんな状況は初めて」と高揚や緊張が混在する。

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日本女子プロゴルフ協会によると、同じ年にプロテストに合格した同期生3人が最終日最終組で一緒にプレーするのは、記録がある2002年以降では初めてという。

臼井は栃木県の出身で、9歳のときにゴルフを始めた。昨年7月のプロテストを5位の成績で通過したが、昨季出場した2試合はいずれも予選落ちに終わった。プロテストに合格してから出場3試合目で優勝となれば、昨年8月の「CATレディース」で初優勝を飾った大里桃子と並び、ツアー最速記録となる。

この日は「魚がし日本一」とロゴが入った黒いカットソーにカラフルなベスト、白いスカート姿でプレー。出だしの1番からバーディを奪うと、前半に4つ伸ばした。最終18番(パー5)もバーディで締めくくった。「風で苦戦しましたが、気持ちが前に出ていて、自分にも自信があった。ほとんどがパーオンか、カラーからでした」とショットが好調だった。

背中を追う首位の河本とは「練習ラウンドで一緒に回ったことはあるが、試合ではない」という。初めて臨む優勝争いに「目の前のバーディを獲りたいという気持ちだけで、18ホールを回ってこようと思います」と強調した。(宮崎県宮崎市/石井操)

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