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ふたりの「さくら」が初競演 語り合った名前の由来

◇国内女子◇ヨコハマタイヤPRGRレディス 2日目(16日)◇土佐CC(高知)◇6228yd(パー72)

小祝さくら横峯さくらが同組でプレーした。ともに首位と4打差の17位タイからスタート。桜のつぼみがほころび始めた高知でかなったふたりの「さくら」の“競演”は、意外にもこれが初めてだという。

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小祝は2バーディ、1ボギーの「71」でプレー。通算2アンダーとし首位との差は5打に広がったものの、11位に順位を上げて終えた。

7番(パー5)でピン左下から6mを沈めバーディを先行した。「後半は風が吹いたり止んだり、波がすごくて難しかったです」と、秒速6.6mの風との戦いに苦戦した。12番で3パットのボギーを喫するが、15番(パー5)で残り225ydを5wで2オンに成功し取り返した。

横峯との初めてのラウンドは「すごく優しいですし、楽しくプレーできました。20何勝(23勝)もしているすごい先輩ですし、レベルは全然違いますけど、しっかり追いつけるように頑張りたいです。ほんとに曲がらないので、すごいなと思いました」と語った。

一方、横峯は、1イーグル2バーディ、5ボギー1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフとなった。通算2オーバーとし、46位であすの最終日を迎える。

「前半はいい感じだった」と一つ伸ばしてハーフターンすると、後半は小祝同様、風にほんろうされた。12番では「ショット的にはそんなに悪くなかったんですけど、思ったより左に行ってしまって」とティショットをOBとしてダブルボギーを喫した。それでも15番(パー5)では残り220ydの2打目を3Wで2オンに成功、イーグルを奪い意地を見せた。

13歳年下の小祝について「ロングパットの距離感も合っていたし、ドライバーショットもしっかり距離が出るし、全体的にすごくうまかった」とほめたたえた。

ラウンド中、名前の由来について話をしたという。桜の季節の4月に産まれ、名付けられた小祝と、映画「男はつらいよ」の主人公の妹の名前にちなんだ横峯。ふたりのさくらが高知に春の訪れを告げる。(高知県香南市/柴田雄平)

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2019年 ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ



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