畑岡奈紗は3連覇逃す 世界4位に3打及ばず2位
2018年 日本女子オープンゴルフ選手権競技
期間:09/27〜09/30 場所:千葉CC野田コース(千葉)
ローアマチュアの喜びよりも…後藤未有が悔やんだ11打差
◇国内女子メジャー第3戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 最終日(30日)◇千葉CC野田コース (千葉県)◇6677yd(パー72)
21人のアマチュアが出場した今年の「日本女子オープン」で、ローアマチュアのタイトルを獲得したのは、通算4アンダーの8位とした後藤未有(沖学園高3年)。次点の梶谷翼(山陽女子中3年)に4打差をつけたタイトル奪取にも、表情はこわばったままだった。
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「決勝2日間でスコアを崩してしまったのが悔しいです。一度はトップと3打差まで行ったのに、結局11打差になってしまった。少し優勝が見える位置にいたのに、落としてしまって悔しい」とうつむき加減で口を結んだ。「それまでの貯金があったので、ローアマを獲れたのは率直に嬉しいけど…」。
反省したのはパッティングだ。3日目に4パットをした恐怖が残り「いままでは強気のパットが打てていたのに、ショートしたのが多かった。スコアを落としたくない気持ちが強かった」と振り返った。
そして、もう一点は体力面。「上にいる人は安定性がある。4日間コンスタントに、長期で戦っていけるように体幹を鍛えていく必要がある。きょうも最後の方は腰が思うように動かなくて、球が右に出ていた」と課題を挙げた。
それでも、負けず嫌いがにじみ出る。「ナショナルチームに入っている子たちは、学ぶことがたくさんあったと思うけど、自分が勝てて自信になった。(チーム)ジャパンじゃなくても勝てるよと、勇気づけられるかな」と、ふふふと笑った。
このタイトルで、来年受験予定のプロテストは11月上旬に行われる最終から出場できる。高校卒業後の時間も、有効に使うことができるだろう。(千葉県野田市/今岡涼太)