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「自分の調子を判断できない」イ・ボミは20代最後の一戦に不安

◇国内女子◇CATレディース 事前(16日)◇大箱根CC(神奈川)◇6704yd(パー73)

大会を2連覇中のイ・ボミ(韓国)は、悪天候により9ホールに短縮されたプロアマ戦に出場した。翌週21日には30歳の誕生日を迎えるため、20代最後の一戦になる。

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グリーン上のボールが動くほどの雨風で、ティオフは予定より3時間半遅れた。アウトを回ったイは「できるかなって思っていた。疲れました」と苦笑いした。過去4度の出場でトップ3を外していないコースに「昨日の練習ラウンドも風が強かったけど、グリーンが速くて、やっぱりわたしが好きなコースです」と好印象を口にした。

肩や首の痛みのため6月の「宮里藍 サントリーレディス」の後に一時離脱し、韓国で腸の炎症である憩室炎(けいしつえん)を患った。7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で6試合ぶりに復帰したが、前週の試合を休み、再び母国で検査を受けた。ストレスが原因の一つとされ「胃をもう一度検査するって言われていたけど、大丈夫でした。もう(ストレスを)ためないようにやりたい」と笑顔を見せた。

賞金ランキング93位とゴルフの状態は依然、不安を残す。3連覇を最大の目標にしながら「まずは予選を通過して、3日間やりたい」と現実的だ。昨季に唯一優勝した大会だが「いま自分がどれほどの調子なのか、自分で判断できない…。今年は予選を通過できるか分からないところにいるので」と話す。

「30歳になって、もうベテランになる。選手たちから尊敬されるようになりたい。少しでも頑張っている姿を見せる」と意気込んだ。(神奈川県箱根町/林洋平)

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