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福田真未が2位浮上 「あまり使わない」練習用具でパット復調

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 3日目(23日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6620yd(パー72)

26位からスタートした福田真未がムービングデーの主役になった。降雨のラウンドで7バーディ、1ボギー、この日ベストの「66」とし、通算10アンダーの単独2位に浮上。首位と2打差に詰め寄り、2017年11月「伊藤園レディス」以来となるツアー通算2勝目のチャンスを引き寄せた。

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今季はパットの不調が続き、1ラウンドあたりの平均パット数は全体75位(30.1707)と低迷。昨季の10位(29.1176)から大きく順位を落としていたが、今週の火曜日(19日)に先輩プロに勧められた練習用具を試し、「本当に良くなった」と好感触を取り戻したという。

前半の2番、4番(パー3)、5番と約4mのバーディパットを決めると、8番(パー5)では6mを入れて4つ目。上がり2ホールも1.5mのチャンスをきっちりと沈め、この日27パットの数字にご満悦だった。

勧められた練習用具とは、全長約25cm、パターヘッドほどの幅がある薄い板状のシリコン製マット。先端に2本のティを5cmほどの間隔で縦に並べて挿し、20cmの距離からボールを打ってその間を通すものだ。「出球のイメージがすごく出るようになり、パットが良くなった」という。

練習では「あまり器具は使わないタイプ」というが、効果がてき面に現れての優勝争い。開発メーカーから譲り受けたというそのマットは、しっかりとキャディバッグの中に収められていた。(千葉県袖ケ浦市/塚田達也)

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