上田桃子はLPGA資生堂賞を受賞

今季の女子ゴルフ界を彩った選手らを表彰する「LPGAアワード2017」が18日、都内で開かれた。上田桃子は社会への貢献姿勢や内面、外面の美しさが選考基準となるLPGA資生堂賞に選ばれ「わたしでいいの！？」と壇上では驚きの表情を見せた。

「長くプロを続けてきて、こういう賞を貰えるのは素直に嬉しい。化粧にかける時間はかなり短くて。10分よりは長いけど、若い娘がいる中で本当にわたしかな」と苦笑い。健やかな肌を保ち、美しさへの意識も高いとされた31歳だが、地元・熊本を襲った地震（2016年4月）への復興支援活動も高く評価された。

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今季は5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で3季ぶりの優勝を飾るなど復活を印象づけ、10月の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」で2勝目をあげたが「嬉しさ50％。悔しさ50％」。トップ10入りは賞金女王の鈴木愛と並んで16回とツアー最多だったが「勝ち切れていないということだと思う」と振り返った。

ストイックな性分は若い頃から変わらず、今季はオープンウィークとした週に追い込み過ぎて体を痛めた。「どうやったら頑張り過ぎないように出来るかを考えながらオフの練習を取り組みたい。そこが試合中の力みにつながると思う。心を高めながら頑張りたいです」と2018年を見据えた。（編集部・林洋平）