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2000万円以上稼いでもシード圏外… 来季出場権の行方は

◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 事前(15日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6550yd(パー72)

賞金ランキング50位を巡る来季シード争いは今週がラストゲーム。同順位の賞金額は2238万9466円(大山志保)に達し、早くも昨季の2013万5833円を抜いてツアー史上最高額を更新した。

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プロ初年度の2005年から続くシード喪失の危機にいるのが、ツアー通算7勝で34歳の飯島茜。同52位と圏外におり、「去年よりショットの調子はいいんだけど、思うようにいかない」とここまでを振り返る。「(シードを失ったとしても)それも運命。気にしていません」と、淡々と心境を明かした。

シード権ボーダーラインの高額化は、年々右肩上がりの傾向にある賞金総額も一因にあるだろう。それとは別に、選手の全体的な底上げを感じている中堅もいる。今季1勝(「アクサレディス」)を挙げながら賞金ランク48位と、予断を許さない位置にいる29歳の若林舞衣子もその一人だ。「最近は世代交代が激しい。(1勝してこの位置は)厳しいですね。若い子には負けられないと思いながら、あとは自分を信じてやるだけです」。

同じく今季1勝のO.サタヤ(タイ)も賞金ランク49位と当落線上。7月「サマンサタバサレディース」を制したキム・ヘリム(韓国)は同85位と圏外にいる。若林を含めた3人が今週を終えて50位から漏れた場合、次週「LPGAツアー選手権リコーカップ」で挽回するチャンスが残されており、今週でシード選手50人が確定しないことになる。

シード圏外にいる主な選手には、酒井美紀(51位)、佐伯三貴(55位)、有村智恵(57位)、松森彩夏(65位)、原江里菜(66位)、一ノ瀬優希(72位)、藤田光里(87位)、森田理香子(91位)らがいる。

また、今週終了時点の同51位から55位までの5人は、来年に実施される1回目のリランキング(来季から導入する成績に応じた出場優先順位の入れ替え制度)までの出場が可能になる。リランキングは年間2回にわたって行われる。(愛媛県松山市/塚田達也)

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2017年 大王製紙エリエールレディスオープン



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