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藍&アン・シネ効果? 女子ツアー観客数が3戦残して昨年超え

今季国内女子ツアーのギャラリー数累計が、前週の「TOTOジャパンクラシック」までで、早くも昨年の年間ギャラリー総数を上回った。日本ゴルフトーナメント振興協会の調べだと、昨年は37試合で53万894人(平均1万4348人)を動員したが、今季は3戦を残した35試合終了時点で、すでに55万3871人(平均1万5825人)を動員。10月に台風の影響で2試合が最終日を中止にせざるを得なかったが、それでも平均1477人増の大きな伸び幅を見せている。

ツアーを統括する日本女子プロゴルフ協会は「全体的にファンの裾野が広がった。ひとりの選手だけでなく、複数の選手にそれぞれファンがつくようになったのでは?」(広報担当)と指摘する。また、「センチュリー21レディスゴルフトーナメント」が、ツアーとしては3年ぶりとなる滋賀県開催に変更して1万2896人増。「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」は1992年「安比高原レディース」以来25年ぶりの岩手県開催で9115人増となるなど、開催地変更が奏功した大会も多かったこともギャラリー増の要因に挙げた。

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今季限りで引退した宮里藍の存在も大きそうだ。地元沖縄開催の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」から、自身の選手生活では国内最終戦となった「サントリーレディス」まで4試合に出場し、各大会の昨年比で平均7262人ものギャラリー増に貢献した。また、華麗なファッションでも注目を集めたアン・シネ(韓国)は、話題が沸騰した前半戦のギャラリー増に少なからぬ寄与があった模様だ。ただ、テレビ視聴率は昨年の5.2%から4.7%と減少する結果となった。

ちなみに国内男子ツアーはこれまでの20試合で23万2984人を動員。昨年比2921人減となる平均1万1649人だった。

※数字はいずれも日本ゴルフトーナメント振興協会調べ

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