比嘉真美子が涙の4季ぶり復活V キム・ハヌルをPOで破る
2017年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント
期間:08/11〜08/13 場所:軽井沢72ゴルフ北コース(長野)
イ・ボミに復調の兆し?バーディ量産で7位
◇国内女子◇NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 最終日(13日)◇軽井沢72ゴルフ北コース (長野県)◇6655yd(パー72)
晴れやかな笑顔で最終18番を後にした。2年連続賞金女王のイ・ボミ(韓国)が6バーディ、ノーボギーの「66」。5月の「リゾートトラストレディス」2日目に並ぶ今季のベストスコアを出し、通算8アンダーの7位でフィニッシュした。
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「きょうはとってもうれしかった。きのうからショットが良くなった」。前半1番で2mのパットを決めてバーディ発進とすると、9番(パー5)、12番(パー3)、14番で3m以内に寄せてバーディパットを沈めた。
前週の「北海道meijiカップ」など今季は3度の予選落ちを喫し、本調子からは程遠い。トップ5入りも2月の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の1度(3位)のみで「変なイメージのまま打つことが多かった」と振り返る。ショットの不調がパッティングにも影響する悪循環に陥っていた。
復調のきっかけがプロアマ戦(10日)だった。2週連続で樋口久子・日本女子プロゴルフ協会相談役と同組で回り、スイングチェックを受け「シンプル・イズ・ベスト」と助言をもらった。イ・ボミも「今週優勝したら賞金10%を渡したいと言っていたんですけど」と笑いながらも手応えを感じていた。
8月21日に29歳の誕生日を迎える。12日にはファン約30人と誕生日会を開催。「いいことを思い出して、これを自信に頑張りたい。30歳までに彼氏ほしい」とおどけた。次週はディフェンディングチャンピオンとして臨む「CATレディース」。女王のプライドとともにティグラウンドに立つ。(長野県軽井沢町/玉木充)