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バーディ締めで豪快ガッツポーズ!大山志保が首位発進で復活の狼煙

◇国内女子◇ニッポンハムレディスクラシック 初日(7日)◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース(北海道)◇ 6362yd(パー72)

背中痛に苦しんだ大山志保が“豪快ガッツポーズ”で復活の狼煙を上げた。7アンダーの単独首位発進。最終18番でトップに躍り出る4mのバーディパットを決めると拳を握った。

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脳裏をかすめた不安は消え去った。「胸回旋筋の肉離れ」で4月から長期離脱を強いられたベテランは「もう痛みは出ていない」。持ち前のショット力でチャンスを量産して、この日の最多8バーディを奪った。

約2カ月ぶりに復帰した2週前の「アース・モンダミンカップ」では「正直、痛みが出るか不安で全然振れていなかった」と明かした。前週のオープンウィークで痛みがなくなり、振り切れるようになった。

飛距離を取り戻して、5番(390yd/パー4)でティショットを264yd飛ばすと、9Iで4mにつけてバーディを奪取した。「ドライバーも含めてショットが本当に良かった」と笑顔で話した。

2009年に左ひじを手術して厳しいリハビリを強いられ、何度も引退を考えた。昨年は首痛を乗り越えて、リオデジャネイロ五輪の日本代表の切符を勝ち取った。不屈の精神を持つ40歳は「1打1打を大切にしたい。今年1勝できたら良いですね」と穏やかに語った。(北海道北斗市/林洋平)

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