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首位猛追の三ヶ島かな 初の最終日最終組で「歩幅大きく」頂点へ

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 3日目(24日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6545yd(パー72)

「緊張して自分を見失っていた」。そんな言葉とは裏腹な堂々たるプレーだ。首位を2打差で追い4位から出た三ヶ島かなが7バーディ、2ボギーの「67」でプレーして、通算14アンダーとし、首位の鈴木愛の1打差に迫って最終日を迎える。

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最終組の1組前でスタートした。出だしの1番で1mのパーパットがカップに蹴られ、ボギーを先行。「ものすごい緊張していて…リズムが早くなっていた」。3番では残り180ydの第2打をピンそば1mに寄せると、「2ホールくらいで立ち直れた」と、これをしっかりと沈めて取り返した。

7番からは3連続バーディ。バックナインの14番、17番ではいずれも1ピン程度の距離に寄せてスコアを積み上げ、ツアーでの自己ベストを1打更新する「65」をマークして、上位にとどまった。

もともとあがり症という三ヶ島は「水分をこまめにとって、歩幅を大きく」という2点を心掛けている。先日もゴルフ雑誌に掲載されていた記事に目を留め、「上田(桃子)さんが『焦っているときはゆっくり歩く』と言っていたのを見て、ルーティンを落ち着いて入れるように実践したら効果につながった」と振り返った。

三ヶ島は福岡、上田は熊本と出身県こそ違えど、同じ九州の憧れの選手。予選落ちが続いていた5月の「中京ブリヂストンレディース」で泣きそうになりながら練習していたところ、声を掛けてもらったという。

本格参戦した昨年は34試合に出場して賞金ランク55位で賞金シードに手が届かなかった。だが、QTを1位で通過する粘り強さを見せた。最終日最終組は自身初めてのこと。「きょうのように自分を見失わず1打1打をしっかり、数字(スコア)は見ずに頑張りたい」。ツアー未勝利の20歳が、上位に名を連ねる強豪相手に食い下がる。(千葉県袖ケ浦市/糸井順子)

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