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アマ1勝の勝みなみ 畑岡奈紗のメジャー制覇に何を思った?

◇国内女子◇スタンレーレディス 初日(7日)◇東名CC(静岡県)◇6586yd(パー72)

畑岡奈紗(ルネサンス高3年)と同学年。2年前の「KKT杯バンテリンレディス」で、国内女子ツアー史上最年少優勝を果たした勝みなみ(鹿児島高3年)は、前週の畑岡のメジャー制覇をどう見ていたのか?

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「日本女子オープンを勝つということは、すごいことだし、自分としてもうれしいというか…」。勝者を称えるのは当然のこと。でも、個人的には悔しい気持ちもあったよね?と重ねて聞くと、勝は意外にも首をひねった。「うーん、悔しかったのかな…?」

大会初日は4バーディ、2ボギーの「70」、2アンダー9位タイで滑り出したが、ここ最近はショットの不調に苦しんでいた。「本番になると、ショットがぶれるイメージしかない。内心『今週もダメかな』と思ったりした」。2位となった6月の「ニチレイレディス」以降は、レギュラーツアーで30位以内に入ることもできず、前週「日本女子オープン」の2日目途中に、ついにスイング改造を決意した。

「今年4月くらいから“バックスイングをコンパクトにして、フラット気味に振る”ように取り組んでいたけど、その良い部分だけを取り入れて、昔のスイングに戻すことにした。今日はスコアは気にせず、スイングを元に戻すことだけを考えてプレーした」という状態。相手のことよりも、今は自分との戦いに専念している。

それでも、アマチュアでの2勝目は勝の大きな目標でもある。「去年も果たせなかったし、もし今年も果たせなかったら、私のプライド的に許せない」と思いは強い。くしくも2日目は、3アンダー4位タイの畑岡と同組でティオフする。「チャンスはあると思うので、気持ちを切らさずに自分のプレーをするだけです」。眠っていた闘志を再燃させる絶好のチャンスが訪れた。(静岡県裾野市/今岡涼太)

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