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ピアスとショット 福田真未に戻ってきた2つ

国内女子ツアー「CAT Ladies」が19日に開幕。初日、24歳の福田真未が5バーディ、1ボギーの「69」(パー73)でプレーして4アンダーとし、首位と1打差2位の好スタートを切った。

森田理香子永峰咲希との第1組は、ギャラリーの声援に包まれながら、笑顔が絶えない和やかな雰囲気に終始した。1番(パー5)では、第3打をピンに当て、1mにつけてバーディ発進。続く3番、5番(いずれもパー3)もチャンスメークからバーディをもぎ取った。

上々の出だしの裏では、ハプニングもあった。「左耳につけていたピアスがない」。2014年の初シード獲得の記念に、自ら購入したという高級ブランド、ルイ・ヴィトンのピアス(推定7万円)を、1番のティグラウンド付近で紛失した。お気に入りだったが「誰かが見つけてくれるかな」と、このハプニングにも動じずにプレーを続行した。

そのなくした(はずの)ピアスは8番ホールをプレー中に、ひょんなところから発見された。「ウェア(ポロシャツ)に引っかかっていたんです」。スイング中にウェアの中を移動したピアス。「すぐに理香子さん、咲希ちゃんに『見つかりましたー』って報告しました」と、笑顔で顛末を語った。

福田は開幕直後、トップ10フィニッシュが続くなど優勝争いを演じてきた。だが前週までの直近4試合では予選落ちが2回と、安定感を欠いている。「スコアが出なくて、気負っていた」と、全週からは「(スコアにこだわらず)やりきることだけを意識」して臨んでいるという。

「ミスが出ると怖くなって萎縮しちゃう」。昨年春先の、クラブが思うように振れずに苦しんだ経験が、頭をかすめることもあった。「形にこだわりすぎると振れなくなると気づいたから、感覚で振っていこうと思った。その自分の感覚が良くなって来たので、きょうはチャンスも多かったし、楽しかった」。なくしたと思っていたもの2つがこの日、福田の元に戻ってきた。(神奈川県箱根町/糸井順子)

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